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2013年 審査講評アーカイブ

審査講評 (順不同)

相澤 樹さん〔スタイリスト〕

デザイン画から形にするまで時間が無いなかでの制作は大変だったと思います。
洋服づくりもそんなに経験が無い高校生は、先輩のサポート学生の力で、形に起こす楽しさを学べたのではないかと思います。これからどんどん洋服を知って欲しいです。本物を見て糧にしたり、コーディネートする力として色の遊び方などを学んで、もっと洋服を好きになって欲しいなって思いました。

廣岡直人さん〔ファッションデザイナー〕

みんなバランスや感覚がすごく良くて綺麗に作っています。その中でも大賞を取られた方は、どこを指摘してもきちんと主張やストーリーがあった。デザインに対して明確に見えているものがあって「ここはこういうことです。こうしたかったんです」と主張がしっかりしていました。みんなあと10年経ったら26,7歳です。世界的にみれば、バンバン活躍している年齢です。今回がきっかけで、勉強していこうという気持ちがあるならば、良いものを見て、どんどん服を作ってください。それが最終的には自分の糧になると思います。

ミーシャ・ジャネットさん〔ファッションミューズ〕

みなさん、おめでとうございます。受賞された方、すごいクールなものを見せてくれました。かっこいいなと思わせてくれた作品も多かったです。審査の際は、みんなでどういう基準で選ぶかで悩みました。私はコンセプトがおもしろくて、さらにファッションをちゃんと採り入れた作品ということを重視しました。そして完成度。そこから見るとやっぱり最優秀賞作品は素晴らしいと思いました。これからはアンテナを張っていろんなものに触れて、世界観を広げていってください。

加藤路子さん〔全国高等学校長協会家庭部会 常務理事〕

自分はどう表現したいのか。決して妥協していない。諦めていない。その姿勢が素晴らしいと思いました。「いまどきの若者は」とよく大人は言いますが、とんでもない。若者は頑張っているぞ、と思います。さらにこれから伸びていくには、自分の好きなことだけではなく、いろいろな分野に目を向けて、好奇心いっぱいに吸収してほしいと思いました。「思いを一生懸命伝える」ことを評価されるところが、高校生ファッションデザインアワードの良いところです。良いものはきちんと評価される。それを励みに、これからも頑張ってほしいと思います。

片岡朋子さん〔装苑 編集長〕

この賞は必ずしも本当に着られることがテーマじゃないと思うのです。でもみんなは逆に着られることに固執していた。絶対着たいと思っていた高校生が多かった。あんなに奇想天外なデザインがちゃんと着れるものになっているっていうことは、形にするだけで精一杯で、これで良いかなと思うこともあったでしょう。でも諦めないでサポート学生と一緒によく形にしたなと。なかなかすごいことだと思います。

羽田さゆ里さん〔文化服装学院 服飾専攻科 デザイン専攻講師〕

私は今回サポートするという立場で、みなさんと一緒にやってきましたが、物を作るのは1人じゃ出来ないなって事を改めて感じました。1+1が2じゃ無いなって。サポート学生も本当に良くやっていました。最後の方は、他のペアを手伝ったり、片づけしたりとチームワークがどんどん良くなっていきました。これからみなさんファッションの業界に入っていくと思います。人と人の力というか、自分の事だけじゃなくて、周りにも目を向けられるようになってもらいたい。色々なものを見て、感性も磨いて活躍していってもらいたいなと思います。

 

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