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2014年 審査講評アーカイブ

審査講評(順不同)

相澤 樹さん 〔スタイリスト〕

しっかりしたテーマがあり、素材選びも明確でトレンドをおさえている作品が多かったです。作品からこだわりを持って作り上げたことが伝わり、「個性」を強く感じました。
今はインターネットが主流になっていて、検索すればすぐに答えが出るという世の中ですが、興味を持ったら必ず見る・触る・出かける。そして、五感を使っていろいろ体験し、個性を磨いて素敵な作品を作り続けてほしいです。
みなさんのキラキラした姿を見て、本当にこれからのファッションの発展を期待したいなと心から思いました。私もそんなパッションのある作品作りをしていきたいなと思います。

廣岡直人さん 〔ファッションデザイナー〕

今回ユニークな作品ばかりですごく面白かったです。その中で最優秀賞作品は、見た人へ最初に与えるインパクトをおさえており、また、コンセプトがしっかりしていて何を作りたいのか明確でした。
実物制作が初めての学生もいますが、作ってみることでいろいろと知識の幅が広がり、そして完成までの試行錯誤の結果、オリジナリティを見つけることができると思います。
みなさんには、このアワードを1つのキッカケとして、時間がある学生のうちに服をつくり自分で噛みしめ、今後、世界で戦っていく次世代のデザイナーになってほしいと願っています。

ミーシャ・ジャネットさん 〔ファッションミューズ〕

今回は、すごく明るくて元気な印象を受ける作品がたくさんありました。楽しく見せたい思いを感じました。想像力を駆使して、うまく表現できていたと評価します。
また、「ゴリラの結婚式」のような、人間ではなく野生的な動物をコンセプトにした作品を初めて見て面白かったです。
みなさんに目指してほしいのは、服ではなく「ファッション」を作る人です。「ファッション」と服は違うものです。ぜひ「ファッション」を作る人になれるよう、これからも頑張ってください!

児島幹規さん 〔装苑 編集長〕

どの作品も素材の使い方など、常識にとらわれない若者らしい発想に可能性を感じ、うれしく思います。ただ、「勿体ない!」と感じたのが、表現方法にとらわれ過ぎて全体のバランスが疎かに感じる作品があったこと。意見として、モチーフが一般的なものであれば完成度や素材使いなどでポジティブに裏切ってもらいたい。一方、独創的な作品は、色や素材やシルエットのバランスが取れていると、凄いなと思います。
今回賞を取った人も、残念ながら逃した人も、サポート生と一緒に作って学んだことを活かし、これからもオリジナリティのあるデザインを大切にしながら、新しい服作りに挑戦してみてください。

橘川睦子さん 〔全国高等学校長協会家庭部会 常務理事〕

デザイン画の審査では、高校生らしい柔軟な発想に新鮮な驚きがありました。マイナスイメージのものを夢のあるファッションに変えていく発想力は素晴らしいと思います。
また、そのデザイン画をサポート学生と一緒に、きちんと作品として作り上げた技術力に感動しました。
5日間でつらいこと、大変なこと、そして達成感などさまざまな経験をしたことでしょう。このアワードを糧にして、これからの夢に向かって頑張ってください。

羽田さゆ里さん 〔文化服装学院 服飾専門課程 服飾研究科 専任講師〕

昨年に引き続き、制作をサポートするという立場で現場にも立ち、感じたことは、ペア同士が初対面で制作を開始し、迷ったり悩んだり失敗したりと一筋縄ではいかない実物制作を体験して、成長したように思いました。5日間の限られた時間の中で作品を完成させることは、大きなプレッシャーとの戦いだったと思います。最後にはみんな納得した作品に仕上り、あらためてこのアワードに関われたことをうれしく思います。
服作りをやってみたい、楽しみたいと思う高校生が増えていくことを願い、このアワードが継続されることを望みます。

 

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